コラム
Column

登録販売者が教える!頭痛薬のあれこれ

2018.03.05

リナのスポーツ好き登録販売者のKKです。
この時期、温かくなったり寒くなったり、天気の移り変わりが激しいですね。
こんな時期、体調管理にはより気を使います。
わたしも時々頭痛がして薬にはお世話になります。
ということで、今日は大半の方がお世話になっているであろう解熱・鎮痛薬について、少しだけうんちくを語らせて頂こうと思います。

皆さんは市販の頭痛薬を選ぶ時どのような基準で選ばれていますか?
色々試されて、「わたしは絶対これ!」と決めておられる方も大勢おられると思いますが、
種類がありすぎて、どう違うの?と思っている方もおられるようです。

今日はそんな方のため少しばかりの情報をお届けできればと思います。

まず、大きく分けて、市販の頭痛薬にはピリン系と非ピリン系に分類されます。

ピリン系の特徴は解熱作用が高いことです。
今日はいつもより熱が高くてつらいというときに非ピリン系の薬よりも優れた効果を発揮します。
お子様も服用できますがアレルギーによる発疹が生じる副作用のリスクが高いことも覚えておかなければなりません。

非ピリン系のお薬はピリン系より解熱作用が低い分、副作用も弱いのが特徴になります。
その非ピリン系のお薬を幾つか紹介しましょう。

まずは、知らない人はいないでしょう、イブです。

イブプロフェンという成分名からネーミングされています。
イブプロフェンは特に“痛み”に優れた効果を発揮します。他の成分より炎症を沈める作用に優れている特徴があります。熱よりも、痛い!という方はぜひ。
ちなみにお酒を飲みすぎた二日酔い時の頭痛にもイブプロフェンは優れた効果を発揮します。イブA錠には鎮痛作用としてカフェインも入っていますが、カフェインは飲みすぎて拡張した血管を収縮させる作用もあり、おすすめです。
個人的にわたしはこのイブA錠の大の信奉者であります。たいていの病気はこのイブで治しています(笑)

痛みをより早く抑えたい時は、イブプロフェンの吸収を早める成分がプラスで入っている“イブクイック”や、カプセルの中が液体の佐藤製薬の“リングルアイビー”などがおすすめです。

こちらも知らない人はいないでしょう、バファリンです。

アセチルサリチル酸、別名アスピリン主成分の解熱、鎮痛剤です。アスピリンは紛らわしい成分名ですがピリン系ではありません。
バファリンという名前は「胃にやさしいアセチルサリチル酸」という意味の造語です。 “緩和するもの”という意味の Buffer(バッファー)とAspirin(アスピリン。一般名はアセチルサリチル酸)を組み合わせたものです。

胃への負担を軽くする制酸剤が一緒に入っているのがバファリンの特徴です。胃が心配な方におすすめです。
錠剤の大きさがイブA錠の2倍くらいあります。けっこう大きい(´⊙ω⊙`)

最後は、アセトアミノフェンを主成分とするお薬です。

アセトアミノフェンは作用のおだやかな解熱鎮痛薬で、お子様(7才~)も服用できる解熱、鎮痛薬になります。
アセトアミノフェンはインフルエンザの時にも解熱・鎮痛効果を発揮する成分になりますが、インフルエンザかな?と思った時はやはり病院に行くことをおすすめします。

腫れを抑える抗炎症作用は弱いので、15才以上で腫れや痛みがある時はやはり、やはり、、イブ信奉者としてイブプロフェンをおすすめしちゃいます(*^^*)

ざっくりまとめると、高熱はピリン系のお薬、痛みにはイブプロフェン(イブA錠など)、胃に負担をかけたくない時はバファリンなど、お子様にはアセトアミノフェンのお薬がおすすめということになります。(あくまでもおすすめです)

最近は解熱鎮痛薬にも色々なものが出てまして、アセチルサリチル酸(アスピリン)とアセトアミノフェンが一緒に入ったもの、イブプロフェンとアセトアミノフェンが一緒に入ったもの、イブプロフェンの一回あたりの量が多いものなどもあります。
イブ信奉者としてイブを推してしまいましたが、薬剤師や登録販売者と相談のうえ自分に合ったものを見つけましょう☆

ついつい頼ってしまう痛み止め。
少しでも痛いと「あ、飲んじゃおうかな」と軽い気持ちで服用してしまう方も多いのでは。
でもあまりに痛みを抑え続けると思わぬ病気に気づかないことも!十分注意して服用してくださいね。

では皆さん、お体大切に!